国交省策定の遠隔臨場とは?業務効率化・新型コロナ対策にも 

国土交通省は2020年度より、受発注者の作業効率化などを目的として「遠隔臨場」の試行を開始しました。

最近では国の工事に限らず、地方自治体にも「遠隔臨場」の動きが広がっています。

遠隔臨場とは?

遠隔臨場とは、映像と音声の双方向通信を使用し、「段階確認」「材料確認」「立会」を行うことを指します。

遠隔臨場では、これまで発注者の監督職員が現場で立会いを行っていた臨場確認に代わり、監督職員が事務所にいながら、パソコン・タブレットなどでリアルタイムに確認や承認します。

受注者はスマートフォンやタブレットを使って、現場の状況を配信・録画します。

遠隔臨場のメリット

遠隔臨場を行うことにより、これまでの立会検査が不要となり、受注者の日程の調整や発注者の移動時間の削減など業務効率がアップするだけでなく、対面が避けられることから新型コロナウィルス対策にもつながります。

情報共有システムと連携する遠隔臨場の撮影・配信システムを使えば、検査結果を発議書類に反映できますので、さらなる業務効率化が見込めます。

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