ライター:漆畑 努
ホームページ内製化について
前回のコラムVol.5では、Googleの検索結果で上位表示を狙うための工夫(解説編)についてお話をしましたが、今回はホームページ内製化について、お話させていただきます。
内製化のご説明の前に、よくあるホームページ運用の失敗例をご紹介します。
よくあるホームページ運用失敗例
ホームページ運用で、よくこのような例を聞きます。
・公開してから10年程度経過している。
・追加・修正の度に、外部業者へ依頼をしている。
・外部業者への運用管理費が負担になっている。
■改善したいポイント1:印象が、ひと昔前のホームページ

①ホームページの横幅が狭い
時代の流れで、パソコン画面もワイド化が進みました。設計が古いホームページは、横幅が狭い状態なので、左右に大きな余白があります。
②モバイル対応していない
スマートフォンでホームページを閲覧した際に、縮小したような形で全体表示される場合は、モバイル非対応です。
上記のようなホームページであれば、早めにホームページの改修が必要です。
■改善したいポイント2:運用コストが高いのに、レスポンスが悪い
ちょっとした修正(例:画像の差替えや、テキストの修正)なのに、依頼から1週間も待って、作業費用が1万円も掛かった。 そんな事をご経験されている場合は、今すぐにホームページ内製化でのリニューアルを検討しても良いかもしれません。
ホームページ内製化とは?
ホームページ内製化とは、企業が外部の業者にホームページの運用を依頼せずに、自社で会社のホームページの運用・管理することを指します。
近年、ホームページ内製化が一般的になりつつある要因としては、専門のプログラム言語がわからなくてもホームページが編集できる仕組みの進化が挙げられます。 このような仕組みを、CMS(コンテンツ管理システム)と呼びます。
このホームページ内製化のメリット・デメリットについて考えてみましょう。
■メリット
・対応のスピードアップ。
・コスト削減を狙える。
■デメリット
・一定の品質を確保できない可能性。
・担当者の人件費(固定費)がかかる
運用方法を変えれば、品質やコスト面など、当然変化が生じます。
一般的には、低コストで品質も確保した運用は、以下のようなケースが妥当です。
ホームページ内製化まとめ
ホームページ内製化は、うまく行えば、大幅なコストカットと、社外に対する情報発信力の強化に繋げることができます。 ポイントを捉え、運用・管理することにより、会社ホームページの存在価値が大きく変わるかもしれません。
ぜひ、ホームページ内製化をご検討ください。
次回は、工事現場からの情報発信として、ホームページを活用してみましょう!を お送りします。

漆畑 努 プロフィール
株式会社建設システムに入社後、自社ホームページの制作及び運営をはじめ 様々なサービスのホームページ制作を担当。 その後、自社ソフトウェア及びアプリのUIや各種Webサイト制作のプロジェクトに関わる。 2018年よりホームページ制作事業の責任者を担当。

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