建設業におけるホームページ活用のススメ Vol.5


ライター:漆畑 努

Googleなどで上位表示を狙うにはどんな工夫が必要か(解説編)

前回のコラムVol.4では、Googleの検索結果で上位表示を狙うための工夫(基本編)についてお話をしましたが、今回はGoogle検索エンジン最適化(SEO)の解説編について、お話させていただきます。

Google公式:検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド

https://support.google.com/webmasters/answer/7451184

上記リンクは、前回もご案内しましたが、Googleの公式資料で、サポートサイト内にある、検索エンジン最適化(SEO)に関するガイドラインページです。

過去には、PDFデータとして公開されていましたが、最新版はWEBページのみの公開となっています。
このガイドラインから、対策すべき項目をピックアップして解説していきます。

Googleは検索順位をこうして決めている

世界にはウェブサイトが17億以上あると言われています。(※2020年現在) その中から、Googleがどのようにして検索順位に表示するサイトを選んでいるのか、確認しておきましょう。

この3つのステップにより、Googleは検索順位を決めていますが、それぞれのステップにおいて、重要な対策がありますので解説をしていきます。

①クローラー(Googlebot)の巡回
Googleは、世界中のホームページ間のリンクをたどる「クローラー(Googlebotと呼ばれる)」ことによって、ホームページを自動的に検出しています。

ホームページを公開すると、Googlebotが何日後にどの程度のページ数を巡回するか等は決まっているわけではありません。
待っているだけでは、いつまでも巡回されない可能性もあります。
そこで、こちらからGoogleに対して通知することで、早く認識してもらう方法がありますので覚えておきましょう。

利用するのは、「Search Console」という無料サービスで、検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立ちます。

このサービスの中に2通りの方法で、新しいページやページの更新を通知する方法が用意されていますので、活用しましょう。

 ・URL検査ツールを使用: 個別のURL(ページ)をGoogleに通知
 ・サイトマップを送信: すべてのページをまとめてGoogleに通知

参考:Google Search Console 公式ヘルプ
https://support.google.com/webmasters/answer/6065812

②分析・インデックス
スキャンした情報は、分析し、Googleの検索用データベースに登録されていきます。

「①」の対策後、数日から数週間でインデックス(検索結果の対象になる)されると言われています。
では、Googleはページの何を分析していくかと言えば、様々な要素を分析していますので、以下のような対策をすると良いとされています。

■文字
・わかりやすいページタイトルをつける。
・「description」メタタグを使用する。
・訪問者が求めている「ワード」を把握して提供する。

 Googlebotは人間とは異なり、見た目のデザインで検索順位を決める事はできません。それよりもページタイトルを含め、どんなテキストが書いてあるかなどが判断材料となります。
また、閲覧者がコンテンツを探す時に検索しそうなキーワードを考えて予測し、ホームページ内の言葉として使うことが重要です。

■URL
・サイトの階層を整理する。
・URL は検索結果に表示される。

検索結果にはURLも表示されます。また各ページのURLに含まれたキーワードなどもGoogleが検索ワードとの関連性を判断する上での一つの要素です。
例えば「問合せページ」のURLが、「contact」であるべきなのは、その為です。

■スマートフォン
・サイトをモバイル フレンドリーにする。

ウェブサイトを見る手段として急速に増加しているのは、モバイル(スマートフォンなど)からの閲覧です。
実は、ホームページがモバイル対応しているかは、検索順位にも影響してきます。

■更新頻度
・新鮮な情報を提供する。

一度、充実したホームページを公開したら、完了ではありません。
Googlebotは、不定期に訪問を繰り返します。その際、依然と比較して情報が新しくなっているかの確認も行います。 つまりGoogleは「新しい情報を上位表示させる」という視点も持っているため、常に訪問者へ新鮮な情報が提供できるように、サイトの改善やお知らせなどの掲載を心掛けるようにしましょう。

③検索順位の決定
Googleは、データベースに登録された情報を元に、Googleの検索結果の順位を決定し、表示していきます。

当然、検索ワードごとに検索結果表示が異なるわけですから、各ワードとの結びつきが強い方ことが、上位表示への近道となります。
そのため「1ページ1ワード」という構成が、最善となってきます。

■同じ情報量で、ダメな構成と良い構成
例:3つの花(ガーベラ・バラ・コスモス)を紹介しているサイト

ダメな構成
 ・すべての情報を1ページにまとめている

良い構成
 ・1ページ目:ガーベラの紹介 → 狙うワード「花 ガーベラ」
 ・2ページ目:バラの紹介 → 狙うワード「花 バラ」
 ・3ページ目:コスモスの紹介 → 狙うワード「花 コスモス」

ダメな構成例の場合は、3つの花をすべて1ページに集約しており、検索ワード「花」を狙う訳ですが、このように抽象度が高く汎用的な言葉は「ビッグワード」と呼ばれ、検索結果数も多いため、上位表示は難しいと言われています。
そこで、良い構成例のように狙いたいワードごとにページを細分化することで、同じ情報量でも各検索結果に表示されやすい。ということがわかります。

Googleは検索順位をこうして決めている

今回ご紹介した工夫は、検索エンジン最適化の中の、ほんの一部です。
Googleを意識してサイトを改善する事は、結果的にサイト訪問者にとって「わかりやすく・見やすい」ホームページになります。
ぜひ、SEOという視点を意識しながらサイト構築&改善を行ってみてください。

次回は、できるだけ低コストで品質の良いホームページを所有する方法「ホームページ内製化」について解説いたします。


漆畑 努 プロフィール

株式会社建設システムに入社後、自社ホームページの制作及び運営をはじめ 様々なサービスのホームページ制作を担当。 その後、自社ソフトウェア及びアプリのUIや各種Webサイト制作のプロジェクトに関わる。 2018年よりホームページ制作事業の責任者を担当。


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