記事提供:アース建設コンサルタント株式会社
施主や職方とも打ち合せができるように
1.作業員ではなく、技術者の採用を
不動産業でベトナムに進出したタイミングでアース建設の人材を紹介され、社員採用で厳しい状況が続いていたこともあり、外国人材の採用を決めました。
技能実習生の紹介も多く受けていたのですが、弊社は元請けで工事を受注することが多く断念。一方アース建設の人材は 長期間就労でき、管理業務をすることができる というのが採用の決め手となりました。

2.直接話すことが大事
彼らの入社前は、正直なところ消極的な意見がありました。外国人材を雇用した経験がなく、異種文化による障害や日本の建設業に対する理解度など見当がつかず、戸惑いが多くありました。オンラインでの一次面接では画面越しでコミュニケーションがうまく取れず心配したのですが、現地での二次面接では予想以上にコミュニケーションが取れ、 直接会って会話することが大事 なのだと分かりました。
入社して3ヵ月も経つと彼らも仕事に徐々に慣れ始め、 自発的に動くことも多くなり、その頃から周囲の評価も変わってきました。
3.専門用語の理解度向上を
彼らが入社して3年が過ぎましたが、彼らの 言葉を覚えようとする努力 、また ハンドコミュニケーションによる理解向上 もあり、 会話能力はかなり上達 しました。
管理業務もだいぶこなせるようになってきましたが、施主や職方とも円滑なコミュニケーションが取れるように、今後は日本文化や専門用語の理解度を高めてもらいたいです。

4.本人コメント
来日した当初は言語や文化、働き方の違いによる戸惑いは避けられませんでしたが、先輩方が優しく熱心に指導してくださったので、思っていたよりも早く順応できました。これからは 二級建築施工管理技士の取得を目指し、今以上に精進していきます。
会社情報
会社名 | シード平和株式会社 |
業種 | 建設業 |
所在地 | 大阪府大阪市 |
従業員数 | 140名 |
高度外国人材 採用人数 | 2名 |
採用時期 | 2017年1月 |
担当部署 | 工事部 |

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