高度外国人材の活躍事例 Vo.1


記事提供:アース建設コンサルタント株式会社

女性ベトナム人技術者”アンさん”の活躍 

旭建設株式会社(宮崎県日向市)ファム ゴック アンさんは、 1996年生まれの23歳。2018年6月に同僚のブァン ハイ イエンさんと共に来日した。

アンさんはベトナムホーチミン市にある建設短期大学建設工学部を卒業したあと、アース建設コンサルタント株式会社(宮崎県宮崎市)が運営する「日本建設技術(JCT)コース」に入講し、日本語と日本の建設技術を1年間勉強した。

2人がコース受講中、外国人雇用を検討し視察に訪れた旭建設の思惑と見事にマッチし、二人はJCTコースにとって初となる女性採用者となった。
旭建設にとっても外国人の採用は初の試みではあったが、同社には多くの女性技術者がおり、また社員のサポートの甲斐あって予想していたよりも早く環境に馴染めたようだ。
同社ではレクリエーション活動も盛んで、業務以外でも社員と接する機会が多く、日本語もみるみるうちに上達していった。会社では工事部にて施工管理を担当し、来日1年足らずで担当技術者を務めるまでに成長している。

来日5ヵ月後の2018年11月には、日向中学校で行われた出前授業で講演を行い、「夢をはぐくむ」をテーマに来日の理由や日本とベトナムの違い、自身の夢などを語った。まだ日本語に十分慣れていない中、拙いながらも日本語で熱く思いを語り、「みなさんも勉強を頑張ってください」と生徒たちにエールを送った。

2019年7月、アース建設コンサルタント㈱が開催した懇談会ではパネリストを務め、仕事や生活において文化の違いで苦労したことを語った。
ベトナムと日本の文化の違いとして、フクロウの置物について言及。日本では縁起物として家や店先に飾られることが多いが、ベトナムではフクロウが不幸の象徴らしく、聴講していた人も皆その違いに驚いていた。それまで誰にも聞くことが出来ずずっと疑問に思っていが、この日やっと理由を聞けて納得していた。

私生活では女性らしく、ファッションや流行にも敏感。休みの日には同僚女性と一緒に出掛けショッピングを楽しむことが多いようだ。日本の生活にも慣れてきたようで、今後は日本各地を旅行してみたいと夢を持っている。

目下の目標は2級土木施工管理試験に合格することで、仕事の後も日々勉強に励んでいる。試験はもちろん全て日本語の為、漢字も多く使われる土木専門用語、日本語ならではの言い回しなどを理解するのが当面の課題だ。


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