ベトナム人高度技術人材紹介事業のワンストップサービス


ライター:花木 重治

地方創生を担う中小建設業の技術者採用を支援

 アース建設コンサルタント株式会社(会社概要は下記参照)は、ASEANを初めとした各国の発展に建設の立場から貢献したいと考えから、ベトナム人高度技術人材サービスを2015年6月、ベトナムの2大学と連携し新規事業として始め、既に80余名を日本の中小建設会社に紹介しています。

 日本の高い建設技術を指導移転できる教育の場を設立する事とし、ホーチミンにある建設短期大学、交通専門学校、建設専門学校と教育協力協定を締結しました。ベトナム国立大学と日本企業が教育協力協定を結ぶのは当社が最初でした。
 
 人材紹介会社ではなく、建設コンサルタントである当社が、ベトナムで若い建設人材を養成し、日本の中小建設会社へ紹介します。自社でも育成したベトナム人を採用し、既に高度技術外国人材として活躍しています。若手技術者の採用難に苦しむ日本全国の中小建設業を元気づけたいと考えています。

高度外国人材採用のメリット・デメリットは?

高度外国人材採用のメリットは
社内環境の活性化、社員の意識・競争力の向上、若い労働力の確保、労働意欲が高い、異なる視点からの発想、グローバル化への対応が可能、海外進出への足掛かりなどが期待できます。

一方デメリットは、指導・教育に時間を要する、コミュニケーション不足による孤立、手続きが煩雑、日本語での読み書きに時間がかかる、文化・価値観の違いからくる意見の相違などが考えられます。

メリットを伸ばし、デメリットを小さくすることが出来るような、高度外国人材紹介サービスに取り組んでいます。

どのように育成しているのか?

①JCT( Japan Construction Technology )コース

ホーチミン市建設短期大学内に開講した教育コースで日本の一般的な建設技術を教えます。ホーチミン市建設短期大学は、ベトナム建設省が設立した3年制の国立短期大学で、7学科を有しています。3学科の専門学校、5学科の職業訓練校を併設し、ベトナム南部の建設教育として有数の規模を誇っています。校内には外国語センターもあり、英語・日語・中国語などを学べます。

②TCT( Technology Course in Thuyloi )コース

 ツゥーロイ大学内に2018年10月に開講した教育コースです。
国土交通省が推奨するi-Constructionに対応すべくCADの授業に力を注ぎ、より土木に特化したカリキュラムです。ベトナム農業・地域開発省設立の国立4年制大学で、1959年に水資源大学として設立されました。2013年より現名称に変更しました。治水・利水分野においてはベトナム最高峰の教育機関で、ハノイ本校、ホーチミン分校を始めベトナム全土に20以上のキャンパスを有するマンモス大学です。

JCTコース、TCTコースともに日本語・日本文化が教育コースに組み込まれています。またVEリーダー認定試験対策講座を始めました。

 アース建設コンサルタントでは、こういった現状を打破すべく建設「高度外国人材」であるJCT、TCTの卒業生を紹介しています。

高度外国人材とは、専門的な技術や知識を持つ外国人労働者の総称として日本政府が使用している用語です。 近年、日本の建設業における外国人労働者数の国別内訳は、中国、ブラジルが横ばい、フィリピンが微増、ベトナムが躍進となっています。

ベトナム人は、「手先が器用で真面目」な人が多いと言われているのも躍進した要因と思われます。JCTコース、TCTコースでは日本語・日本文化、CAD、施工管理技術がカリキュラムに含まれます。

面接から入社までの流れ

 求人企業は、ベトナムにお越しいただき、面接が出来ます。インターネットでの面接も可能ですが、面接とともに 教育現場をご覧いただけるのでお勧めしています。面接~入社までの流れは下記をご覧ください。

これまでご案内しました中小建設会社向け、技術者採用対策は以下のサイトにまとめられています。


花木 重治氏 プロフィール

1963年6月静岡県浜松市生まれ
1986年9月早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、鉄鋼メーカー、教科書会社を経て
1989年1月~2017年3月まで、日経BP社で土木雑誌「日経コンストラクション」を始め、様々な媒体やイベントを担当 。
現在はライターとして活動中。

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